実験核物理研究室

九州大学 大学院理学研究院 物理学部門

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重元素核

教員

森田 浩介、藤田 訓裕

新元素の探索(周期表の拡大)

超重元素(原子番号が104以上の元素)の合成とその原子核の性質についての研究を行っています。2014年現在、IUPACという国際機関で元素と認められているのは114種類存在しています。 森田グループは理化学研究所(理研)で20年以上にわたる研究の末、これまでに未公認である113番元素の確実な証拠を見出しました。下図は理研で観測された113番元素核の崩壊の様子です。

我々の次の目的は未報告の119, 120番元素を生成し、観測することです。九州大学の加速器を使って検出器等の装置開発を行い、理研の線形加速器を用いて探索実験を行います。

新同位体の探索(核図表の拡大)

安定な原子核に比べて中性子の数が極端に少ない、または多い未発見不安定核同位体の探索を行います。このような不安定な原子核の質量や半減期といった基本的な性質を系統的に調べて、原子核の内部で働く力や、宇宙における元素合成について理解の一助とすることが目的です。 未発見の同位体にはそれぞれ未発見である原因があります。その原因を追究し、発見するための実験的方法を見出します。必ず何らかの技術開発が必要ですので、知恵を絞って新同位体の探索を行っています。

特別研究の内容

原子核物理に関する勉強会と超重元素合成に関する輪講をそれぞれ週1で行っています。また、理研や九大での加速器実験に参加し、独自の装置について原理を理解することや、装置の製作や改良を手伝うことで実験者としての技術を身につけて行きます。装置の知識や製作技術は、将来新しい実験研究を立ち上げる際にも、また企業での新製品開発においてもベースになる重要なことです。

実験施設

各種情報

内部向け資料

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