2-1-A: 箔検電器

   物体が帯電しているか どうかを確かめる道具が 検電器で, その1例が下図示す箔検電器です.
箔検電器はガラス瓶 のような絶縁体の 容器の中に, 容器外に出ている金属の 電極につながった 2枚の軽い金属箔を つるしたものです. 帯電した物体を 電極に接触させると, 電極が帯電し, つるされた金属箔が 電気の反発力により 左右に開きます. 開き具合によって 帯電の大きさを 推定できます.
 現在では 精度の高い 電子機器が使われますので, 箔検電器は 教育用にしか 使われなくなりました.