九州大学 大学院理学研究院 物理学部門実験核物理研究室

阪大RCNPにて中性子半径の測定実験を実施

全国共同利用研である阪大RCNPの中性子実験施設で、原子核の中性子半径の測定実験を実施しました。

実験は、65 MeV の陽子を用いて、7Li(p,n)反応により準単色の中性子ビームを生成し、その中性子束の減衰率から中性子-原子核の全断面積を求めるというものです。検出器としては、波形弁別 (電気的に中性な中性子とγ線を識別) が可能なプラスチック・シンチレータを用いました。

オンライン解析にて、波形弁別による中性子とガンマ線の識別を確認すると共に、中性子の減衰も確認しました。減衰率は半定量的には想定と無矛盾であり、今後の詳細な解析が待たれます。

この実験の成果は、M2の清水君の修士論文、B4の佐藤君・角田君の卒業論文としてまとめられる予定です。